バイクのシートウレタンを製作する際、特別な道具を使っていると思われがちですが
殆どの物はホームセンターで手に入ります。
主に使う道具をご紹介しますが僕はほとんどこの3点で製作しています。
よく切れるカッター
シート状のウレタンから必要分を切り出したり、シートベースにウレタンを
積層してからの粗削りをする際僕はカッターで行います。
電動のハンドツールでウレタンを切るものもありますが未だに売っているのを
見たことがありません。。。
数あるカッターの中で一番のお勧めはこれです。
OLFAの特専黒刃です!セットした直後はめちゃくちゃ切れますが
数回で切れ味が悪くなります。。のでバイクシートなど作る際に僕はこれを
湯水のごとく使います。大きいシートだと1個のシートウレタンを作るのに
10枚近く使います。電動刃のハンドツールがあれば必要ないのかもしれないですが
切り口がとても綺麗にスパッと行くので後の作業が楽なんです。
削りはこの2点
カッターで粗方切り出したら面を削ります。カッターでスパッといって
削りが必要無い部分はそのままで主に曲面を削るのに重宝します。
正式な名前が分からないのですがホームセンターの木工コーナーに置いてると思います
サーフボードを製作するシェーパーも同じ道具を使っているのを見たことがあります。
主にシートの外周全体を整えるのに使います。
こちらは小型の物で曲面を削るのに使います。
削る部分が曲がっているので内アールの曲面が削り易くてかなり重宝します。
電動のグラインダーに木工用の削りパッドをつけて削っても良いのですが、
ウレタンの粉が飛び散って掃除が大変なのと目に入るととても痛いので
ずいぶん前から僕はほぼこの3点でウレタンを製作しています。
この道具で上手く削れないウレタンは、シートとしての硬度が足りなく
柔らかすぎるので使わない方がいいです。
昔のシート屋は刺身包丁でウレタンを切っていたなんて話も
聞いた事がありますが本当かどうかはわかりません笑
シートウレタンは硬い素材ではないので、木工用の道具で簡単に整形が出来ますので
使いやすい物を探してみると良いと思います!